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国立博物館 Archive
国立博物館
国立博物館の展示はとにかく「素晴らしい」の一言。基本的に私は「博物館が嫌い」なのですが、コペンハーゲンの国立博物館は入場料が無料だということが信じられないぐらい充実しています。 博物館嫌いの私がコペンハーゲンの国立博物館を気に入った理由は、ただたくさんの歴史的な品々が大量に展示されているということではなく「体系的に理解しやすいような展示になっていた」からです。入口から壁に表記されている順路に従って順番に博物館の展示を見ていくのですが、その順番が時系列になっており、なおかつ部屋に入るとまず大きな解りやすい画像や写真とともに時代背景や展示物に関する情報が記された説明が壁いっぱいに広がっています。表記はデンマーク語と英語だけですが、それでも比較的に平易な表現だったので理解しやすかったです。 そして大まかな時代背景がある程度頭の中に入った上で部屋に並んだ展示物を見るとこれまたスゴイ! マンモスの骨を復元した大きな展示の石器時代に始まり、さらにその当時の人間の祖先が使用していた道具が展示され、そして部屋を進んでいくうちに人々が持つ道具がどんどん高い技術のものになり、衣服が上質になって・・・と、まるで早まわしで歴史を勉強しているような感じです。
石器から次第に武器、農具へ・・・器も土器から陶器へ・・そしてそれぞれが単なる道具から力のある人たちが持つ美しい装飾が施された品々が現れる。そしてその装飾品たちは即ち"単なる人々の集団"から"社会"が形成されつつあることの象徴でもあったり・・・と、頭の中に大昔の人々がどんどんと新しい道具や社会、仕組みを作り上げていく過程が入ってきます。
とりわけ目立つのがやはり武器。単なる鉄切れからいつのまにか剣になり、盾も次第に機能やデザインを備えるようになったり、当時の上の階級の兵士が持っていたであろう豪華な武具などは文明の進化が如実に現れていました。
太陽の車はデンマークの国立博物館でも特に価値の高い展示物なのだとか。カタログに載っていたよりも少し小さくて「え?」という印象を受けましたが、それでもやっぱり細かい所まで表現された黄金に輝くの地球儀を載せた馬車をモチーフとした太陽の車は威厳があります。
兜や石に記された不思議な文字。奇妙なラッパはデザイン的にも非常に面白くて思わず見入ってしまいました。出来れば昔のラッパの音色も聴いてみたかった。
不思議な文字の書かれた大きな石版は横に石版の読み方が記されていたのですが、興味深かったのは文字の書き順。例えば日本語ならば上から下へ・・そして右から左へ・・というように読み、英語などは左から右へ・・・というように読み進みますが、これらの石版の読み順はどうやら一定の方向ではなく、上から下へと読み進んだら改行したら今度はそのまま下から上へと読み進み・・そしてそのまま続くのか?と思いきや、今度は石版の外枠へと移動して・・・と、とにかく規則性が殆どあってないような読み順でした。正直「無理矢理解読したことにしてるんじゃない?」と疑いたくもなりました^^;
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